豊田工大Release
【プレスリリース】山口眞史名誉教授が紫綬褒章を受章(4/28)
2025.05.14
山口眞史名誉教授
豊田工業大学(名古屋市天白区)の山口 眞史 名誉教授が、令和7年春の紫綬褒章を受章しました。
紫綬褒章は、科学技術分野における発明?発見や、学術及びスポーツ?芸術文化分野における優れた業績を挙げた人物に授与される褒章で、現在の宇宙用太陽電池の主流である高効率インジウムガリウムリン(InGaP)系多接合太陽電池の実用化に大きく貢献した功績が評価されました。
InGaP系多接合太陽電池の開発により、高効率で放射線耐性に優れた宇宙用太陽電池の実用化が可能となり、今や、気象衛星「ひまわり」や宇宙ステーション輸送機「こうのとり」など、世界中の人工衛星のほとんどに、InGaP系多接合太陽電池が搭載されており、その技術は現代社会に大きく貢献しています。